前回に引き続きマラケシュに到着後の出来事です。
前回の記事↓
自分の部屋についてまず、荷物を置いてベッドに横たわりました。
モロッコの「想像以上の騒がしさと人の多さ」に加え「Wifi繋がらない事件」「現金ATMから引き出せない事件」もあり気持ちは疲れていました。「今日は早く寝よう!」と意気込んだ数秒後、ある異変に気付きました。
♪ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ Hyahhu—–!!
そう、とてもうるさい。
確かに、フロントの方は言っていました。
今日は特別にパーティが開かれているんだ!よかったら行ってみて!
目を閉じベッドに横になりながら思いました。
時刻は21時50分。「・・・壁薄すぎない?」目は既に閉じていましたが感じる騒音。・・・いや音楽。
一時はネガティヴな気持ちになりましたが、
これをストレスに感じたら旅がもったいない!!
と気合で気を取り直し、重い腰を上げウエルカムドリンクのミントティーを飲みに屋上へ。そう、そこがパーティ会場でした。
周りにはカップルや団体がいっぱい。一人客はおそらく私一人。
少し恐縮しながらも席に座り、モロッコ名物ミントティーをいただきました。
ちょっとしたステージがあり、そこで楽器を演奏する4人組。あまり広い空間ではないのに、それとは別に流れるイケイケのDJミュージック。
楽しそうな周りの雰囲気に流され、初のミントティーの効果もあり疲れが癒されていきました。
10分くらい経つと、「きぃみーの花をおぅおぉ~」とDJ風ミュージックから日本のバラード系の曲に急に変更。モロッコでもJPOPが流れる事に少し感動しつつ親近感を感じたのと同時に、あまり有名な曲ではなかったので不思議な気持ちになりました。
その瞬間、
ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッッ♪
と、曲が終わっていないのにも関わらず、すぐ海外風DJミュージックに変更されて少し寂しい気持ちに。(笑)
パーティはまだまだ続きそうなので意を決して屋外に。
歩いて徒歩3分の所に騒音で有名なフナ広場がありました。
📝フナ広場
マラケシュ観光で欠かせない観光名所。
日中は蛇使いや猿使い等の大道芸人で穏やかに賑わう。
夜にはたくさんの出店(特に飲食店)が集合し雑踏の場となります。モロッコの雑踏を味わうにはもってこいの場所。
移動に必死で夜ご飯を食べていない事に気づき、夕飯探しの旅にでました。
ランプを売っているお店やスパイスを売っているお店
搾りたてフルーツジュースのお店、モロッコ料理のお店、いろいろありましたが、客引きがうるさいうるさい。(笑)
ちょっと目があえば「どう?」って聞いてくる。「ただ見ているだけ」と答えても
いいから座っていきなよ、食べなくてもいいから!
「宮迫です!」「そんなの関係ねー!」「ニーハオー」「こんにちはー」
「見ているだけです。」と断っても
いいからいいから!とりあえず入って!鶏肉食べる?
と引くことを知りません。相手は無敵状態。
1時間程度の滞在でしたが、10人以上にこのような客引きをされました。
そんな中、客引き相手に一番効果があった必殺技を見つけました。
その名も
📝「I will come later:後で来るね」
この言葉を伝えるとなぜだかスンっと納得して引いてく事が多々。
実際は後で行かなくても、使えます。(笑)
結果、雑踏すぎてどこか寄ろうという気になれず。数人の客引きモロッコ人と楽しくお話して終了。
どこのお店も売っている物はほぼ一緒。肉焼くか海鮮焼くかタジンかクスクスか。
私の性としてぐいぐい来られると断りたくなってしまうのもあり、「そんな手にのるか!」となぜか断り続けた結果、食料ゲットできませんでした。
最後にフナ広場の中でも比較的落ち着いているエリア「搾りたてフルーツジュースエリア」でオレンジジュースを購入(400ml位 150円程)し帰宅。時刻は23時15分。
夜に着いた割にはモロッコを全身で感じることができて充実した一日になりました。
マラケシュに到着が遅くなっちゃう場合、一日目のホテルはフナ広場周辺をおすすめします。
飲食店だと23時でもやっているお店がたくさん。
さすがに24時にはパーティも終了し部屋も静かに。
<次回:え??なに?ここ大丈夫?>
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